ヒロハフウリンホオズキ Physalis angulata L.var.angulata〈広葉風鈴酸漿〉
(ナス科 ホオズキ属) 花期は7〜9月。
一年草。茎は多くの枝を分け横に広がり、高さ20-90cm、水分に富みほとんど無毛。
葉は卵形で、長さ2.5-6cm、先はとがり、縁に不ぞろいな鋭鋸歯があり、両面無毛。
花は葉腋に1個つけ、花柄は花時に長さ5-15mmあり、
花は横またはやや上を向いて開く。
花時の萼は裂片も含めて長さ4-5mm、裂片は長さ2-2.5mm。
花冠は7-10mmあり、内面中央が褐色を帯びることはあるが、
顕著な濃紫色の斑はない。
葯は長さ約2mm。果柄は長さ10-20mm。
萼は果時に大きくなって長さ2-3cm、10稜があり、緑色、ときに脈が褐色を帯びる。
液果は球形で径約12mm。
北アメリカ原産で、本州(関東地方以西)〜琉球、小笠原諸島に帰化。
葉の形や花の大きさに変化がある。
− 改訂新版〈日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました】
15.9.19 撮影
【@を拡大しました − 水分に富みほとんど無毛】
15.9.19 撮影
【A葉は卵形で、先はとがり、縁に不ぞろいな鋭鋸歯があり、両面無毛】
15.9.19 撮影
【Aを拡大しました − 花時の萼は裂片も含めて長さ4-5mm、裂片は長さ2-2.5mm】
15.9.19 撮影
【B萼は果時に大きくなって長さ2-3cm、】
15.9.19 撮影
Bを拡大しました − 10稜があり、緑色、ときに脈が褐色を帯びる】
15.9.19 撮影
今年は、開花確認はしたもののキチッとした画像がないので、古い画像で日記を書きました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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