ヒレハリソウ Symphytum officinale〈鰭玻璃草〉
(ムラサキ科 ヒレハリソウ属) 花期は 5月〜。
ヨーロッパ原産の多年草。
茎に翼があり、葉とともに粗い毛がある。
根生葉は柄があって、大きく、狭長楕円形。
茎葉は無柄。
花期は夏。
花序は枝先に生じ、花は筒状で下向きに咲き、淡青紫色、淡紅色、まれに白色、
浅く5裂した花冠先端は背面に反曲する。
分果は平滑で光沢がある。
明治のころ薬用および家畜の飼料として栽培されたというが、よく分からない。
昭和の中ごろから健康食片として一時盛んに各地で栽培されるようになった。
現在、畑の付近などに野生化しているのが見られる。
現在あちこちで見られるのは、ヒレハリソウとオオヒレハリソウS.asperum Lepech
の雑種コンフリー S.×uplandicum Nymanであるという。
【@を拡大しました − 名前の起こりは茎の翼による】
16.5.20 撮影
【Aこの高さは70cmほど】
16.5.20 撮影
【Aを拡大しました − 茎に翼があり、葉とともに粗い毛がある】
16.5.20 撮影
【B花序は枝先に生じ、花は筒状で下向きに咲き、淡青紫色、淡紅色、まれに白色】
16.5.20 撮影
【Bを拡大しました − 浅く5裂した花冠先端は背面に反曲する】
16.5.20 撮影
やっと見られたヒレハリソウについた花番号は『1440』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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