ヒオウギ〈檜扇〉(アヤメ科 ヒオウギ属) 花期は7〜8月。
幅の広い剣状の葉が密に互生する形が檜扇に似ていることからこの名がある。
日当たりのよい山地の草原に生える高さ60〜100cmの多年草。
葉は行儀良く2列に並び、長さ30〜50cm。
花茎の上部で枝を分けて数個の苞をつけ、中から2〜3個の花を出す。
花は橙色で内面に暗赤色の斑点があり、直径3〜4cm。
雄しべ3、雌しべ1。花柱の先は3裂する。
[山口県絶滅危惧U類]・・・絶滅の危惧が増大している種。
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧T類」
のランクに移行することが確実と考えられるもの。
【秋吉台では「絶滅危惧T類」と言っても良いと思います】
11.7.24 撮影
昨年、植物調査で数えた全ての株の葉が無くなっているのです。
私の調査地区以外のも何度も足を運びましたが見当たりません。
盗掘されてしまったとしか考えられません。
11.7.24 撮影
【花は橙色で内面に暗赤色の斑点があり、直径3〜4cm】
11.7.24 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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