ヒオウギ Iris domestica〈檜扇〉(アヤメ科 アヤメ属) 花期は7〜8月。 山地の草原に生えるが、鑑賞用に栽培もされる多年草。 葉は幅広い剣状で、その並び方が檜扇に似ているのでこの名がある。
葉は長さ30-50cm、幅2-4cm、先が長くとがり、緑色で多少紛白を帯びる。
花茎は高さ60-100cm、上部が2〜3分枝し、
枝端に数個の膜質の苞がつき、その中から2〜3花が出る。
花は径3-4cm、花被片は狭長楕円形、
橙色で内面に暗赤色の斑点があり、内片はやや幅が広い。
3個の雄しべは花柱を囲んで立ち、葯は線形で黄橙色、 長さ10mm内外で底着する。 刮ハは倒卵状楕円形で長さ約3cm。 種子は球形で直径5mm、 黒色で光沢が強く、〈うば玉〉または〈ぬば玉〉と呼ばれる。 − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
【@を拡大しました −葉が扇状に出ます − 葉は先が長くとがり、緑色で多少紛白を帯びる】
21.7.12 撮影
【A花茎は高さ60-100cm、上部が2〜3分枝し、】
21.7.12 撮影
【Aを拡大しました −枝端に数個の膜質の苞がつき、その中から2〜3花が出る】
21.7.12 撮影
【B花被片は狭長楕円形、橙色で内面に暗赤色の斑点があり、内片はやや幅が広い】
21.7.12 撮影
「3個の雄しべは花柱を囲んで立ち、葯は線形で黄橙色」
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梅雨のさなかにコオニユリが、夏休み直前にヒオウギが咲き、秋吉台に今年も夏が来ました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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