2022年 8月2日  ヒナノシャクジョウ



【@新しく昨年確認した林内で今年は見られず、一昨年まで見てきた林内に戻ってきました】
22.8.2 撮影

          ヒナノシャクジョウ Bumannia championii〈雛の錫杖〉
                    (ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属) 花期は7〜9月。
         繊細な白色または淡黄色の菌従属栄養多年草で、高さ3-15cm。
         根茎は球状にふくれ、多数のひげ根がある。
         茎は単立し、鱗片葉は狭卵形から卵形でまばらに互生し、長さ1.5-4mm。
         花は8〜10月、花序柄の先端に2〜10個がやや頭状に集まる。
         苞は長さ約3mm。
         花は白色、柄がなく、長さ6-7.5mm。
         花被片は基部で筒状に合着し、翼がなく、
         外花被裂片は三角形で直立、長さ1.5mm内外、内側は黄色。
         内花被片はへら形で小さい。
         雄しべは3個、外花被片と互生し、内花被片の下部につき、
         花糸はほとんどない。
         刮ハは倒卵円形で長さ2.5mm内外。
         本州(関東以西)・四国・九州・屋久島と沖縄島に見られ、
         台湾・中国(南部)・マレーシア・タイ・インドネシア・ニューギニア・
         インド・スリランカに分布する。
         − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −

         [山口県絶滅危惧TA類]
 

【@を拡大しました −花は白色、柄がなく、長さ6-7.5mm
22.8 2 撮影
                                 
【A秋吉台のヒナノシャクジョウは、柄が図鑑のようには長くありません】
22.8 2 撮影

【B花序柄の先端に2〜10個がやや頭状に集まる
22.8. 2 撮影

【Bを拡大しました −花は白色、柄がなく、長さ6-7.5mm
22.8. 2 撮影

 今年は観光協会の動画撮影と、完璧な画像を追求する友人に同行したりで、
 何年ぶりかで複数回撮影に来ましたが、出来は・・・カメラに叱られそうです。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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