ヒナノシャクジョウ Bumannia championii〈雛の錫杖〉 (ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属) 花期は7〜9月。
小型で、姿が僧侶の持つ錫杖に似ているのでこの名がある。
暗い林内に生える高さ3-15cmの腐生植物。
葉は鱗片に退化している。
鱗片葉は被針形でまばらに互生し、長さ2-4mm。
花は白色で柄がなく、やや頭状に集まる。
外花被片は筒状に合着し、長さ6-10mm、翼がなく、
裂片は3角形で長さ1.5mm内外、内面は黄色。
内花被片はへら形で小さい。
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました − 2個体出ていていた1つ目】
17.7.13 撮影
【A2個体目】
17.7.13 撮影
【Aを拡大しました − この高さが4mmくらい】
17.7.13 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【B「この夏、今日が一番暑い」と感じる日に咲き始める、もう一つの花】
17.7.13 撮影
【Cヒオウギも開花確認しました】
17.7.13 撮影
【D今日の秋吉台 − ヒナノシャクジョウを撮った場所から(16:40)】
17.7.13 撮影
|
20年以上前の話ですが、長者ヶ森駐車場から歩いて、初めてここに来た時、
秋吉台の外に出てしまったのかと思いました。
左奥に烏帽子岳、下方がゴボウをドリーネ耕作しているドリーネ畑です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|