ヒナノシャクジョウ Bumannia championii〈雛の錫杖〉
(ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属) 花期は7〜9月。
小型で、姿が僧侶の持つ錫杖に似ているのでこの名がある。
暗い林内に生える高さ3-15cmの腐生植物。
葉は鱗片に退化している。
鱗片葉は被針形でまばらに互生し、長さ2-4mm。
花は白色で柄がなく、やや頭状に集まる。
外花被片は筒状に合着し、長さ6-10mm、翼がなく、
裂片は3角形で長さ1.5mm内外、内面は黄色。
内花被片はへら形で小さい。
[山口県絶滅危惧TA類]
【@に近づいて − 高さは1cm足らず】
15.7.12 撮影
【A2株目 − 高さは8mmほど】
15.7.12 撮影
【Aを拡大しました − 秋吉台では図鑑にある高さよりずっと小さいのです】
15.7.12 撮影
【B − 3株目はピンぼけ − 高さは5mmほど】
15.7.12 撮影
ヒナノシャクジョウが開花となると、ヒナノキンチャクにも行かなければ…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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