ヒナノシャクジョウ〈雛の錫杖〉(ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属) 花期は7〜9月。 小型で、姿が僧侶の持つ錫杖に似ているのでこの名がある。
暗い林内に生える高さ3〜15cmの腐生植物。
葉は鱗片に退化している。
鱗片葉は被針形でまばらに互生し、長さ2-4mm。
花は白色で柄がなく、やや頭状に集まる。
外花被片は筒状に合着し、長さ6-10mm、翼がなく、
裂片は3角形で長さ1.5mm内外、内面は黄色。
内花被片はへら形で小さい。 [山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました】
13.7.5 撮影
【A約10株確認のうち、撮れていた2株目】
13.7.5 撮影
【B − 3株目】
13.7.5 撮影
【C − 4株目】
13.7.5 撮影
外花被片の先が開いていないので厳密には「開花」と言えませんが、
そこまで厳しくしていません。←たこさん流。
ヒナノシャクジョウは、いきなり地上に真っ白い花が出てくるものと思っていましたが、よく見ると、
灰色の薄い皮を被っていたのが裂けて白い花被が出現するということが分かりました。
是非、出てきたばかりの灰色の時の姿が見たいと思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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