ヒナノキンチャク Polygala tatarinowil〈雛の巾着〉 (ヒメハギ科 ヒメハギ属) 花期は7〜10月。 山麓の原野に生える無毛の1年草。 茎は基部で分岐し、高さ5-15cm。 葉には短柄があり、薄く、卵状楕円形で、長さ1-3cm、 葉縁には細毛がある。
葉腋から総状で長さ8cmほどの花軸を出し、
片側に淡紫色で一部に黄色みのある長さ約2mmの花を多数つける。 側萼片5個は花弁状、花弁3個で、下の1個の先端は房状に切れ込む。 刮ハは扁平円形で径約3mm、翼はない。 種子は黒く、楕円形で長さ約1mm、表面に細毛がある。 キンチャクの名は果実が似ているから。 花期:7〜10月 分布本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 葉腋から総状で長さ8cmほどの花軸を出し】
19.8.20 撮影
「片側に淡紫色で一部に黄色みのある長さ約2mmの花を多数つける」
【A2個体目 − 蕾を付けた小さな個体がたくさん確認できました】
19.8.20 撮影
【B3個体目 − ゆっくりと撮影に訪れようと思っています】
19.8.20 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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