ヒナノキンチャク Polygala tatarinowil〈雛の巾着〉
(ヒメハギ科 ヒメハギ属) 花期は7~10月。 果実を小さな巾着に見立てての名。 山麓の原野に生える無毛の1年草。 茎は基部で分岐し、高さ5-15cm。 葉には短柄があり、薄く、卵状楕円形で、長さ1-3cm、葉縁には細毛がある。 葉腋から総状で長さ8cmほどの花軸を出し、片側に、 淡紫色で一部に黃色みのある花を多数つける。花は長さ約2mm。 側萼片5個は花弁状、花弁3個で、下の1個の先端は房状に切れ込む。
蒴果は扁平円形で直径約3mm、翼はない。
【①を拡大しました - 咲き始めの小さな株が次々と目に入り】
16.7.5 撮影
【②最初は熱心に撮ったのですが】
16.7.5 撮影
【②を拡大しました - 贅沢なことですが、飽きてしまい、途中で撮るのをやめました】
16.7.5 撮影
【③ - ②の左前の株 】
16.7.5 撮影
【④虫が苦手な私ですが、蜂にカメラが向きました】
16.7.5 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【⑤近くでヒキヨモギも開花しました】
16.7.5 撮影
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ヒナノキンチャクの開花確認は、
2015年 - 7月15日
2014年 - 8月 5日
2013年 - 7月20日 と、「夏休み前の暑い日に開花」が頭にあったのです。
今年の開花は全体に、昨年より10日~2週間早まっていますが、まれに例年より遅い種もあり、
「これが咲いたから次は、そろそろ…」という予測が全然役に立たず、
今までの記録は、頭の中でリセット、何が咲いても驚かなくなっています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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