ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides〈姫烏頭〉 (キンポウゲ科 ヒメウズ属) 花期は12〜5月。 山麓の草地や道ばた、石垣のすき間などに生える高さ10-30cmの多年草。 楕円形の根塊の先に数個の根生葉と1〜数本の花茎をつける。 根生葉は長い柄のある1回3出複葉で、 小葉は2〜3裂し、裂片はさらに浅く2〜3裂する。 茎葉の柄は短く、基部は茎を抱く。裏面は白色ときに紫色を帯びる。 花は白色にやや紅色を帯び、直径4-5mmで、下向きに咲く。 萼片は花弁状。 花弁は萼片より小さく、雄しべと雌しべを筒状に囲み、直立する。
果実は袋果で、2〜4個が上向きにつく。
【@を拡大しました − オオイヌノフグリやホトケノザと同様に、夏の間は開花を休みますが】
17.1.19 撮影
【A − @の花に近寄って】
17.1.19 撮影
【B溝のそばでも − 晩秋から咲く花になってしまいました】
17.1.19 撮影
【Bを拡大しました 】
17.1.19 撮影
【C写真展で2L版で展示するヒメウズを】
12.3.29 撮影
花がパッと開いてきれいに咲くのは、気温が上がって暖かくなってからです。
「それなら、わざわざ早くから咲かなくても良いのに…」と、私は思うのですが。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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