ヒメスミレ Viola inconspicua ssp.nagasakiensis〈姫菫〉(スミレ科 スミレ属)
花期は11月〜4月。 人家近くによく見られる、やや小型のスミレで、 ふつう植物体はほとんど無毛だが、全体が微毛におおわれるものもある。 葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形、 その両端は凹曲線を描き、基部は切型またはわずかに心形、 長さ1.5-4cm、鋸歯は上方で低く、下方では高くなる。 果期の葉は広くなり、両耳が広がり、やせた三角形に近づく。 葉柄は長さ2-4cm、翼はない。 花柄は長さ4-10cm、ふつう葉より長い。 花は小型で濃紫色。 花弁は長さ8-10mm、側弁に毛があり、距は細めで長さ3-4mm。
【@を拡大しました − ずっと3月開花だったのですが、一昨年は12月2日に開花を確認し】
16.11.25 撮影
【A − @を反対側から撮りました】
16.11.25 撮影
【Aを拡大しました − 昨年も12月2日開花確認、11月開花は今年が初めてです】
16.11.25 撮影
【Bもう一株開花】
16.11.25 撮影
【C11月初めから見ていたこの姿は今日もたくさんありました − 花を開かず果実を作る閉鎖花】
16.11.25 撮影
今日開花していた2株は、果実がつかない個体です。
閉鎖花をつけている個体もいずれ開放花をつけるのか、観察が楽しみになりました。
なお、ヒメスミレの花期を「3〜4月」から「11月〜4月」に書き換えました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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