2016年 11月25日  ヒメスミレ



【@ヒメスミレが2株開花していました − 駐車場、アスファルトの割れ目で】
16.11.25 撮影

           ヒメスミレ Viola inconspicua ssp.nagasakiensis〈姫菫〉(スミレ科 スミレ属) 
                                             花期は11月〜4月。
   人家近くによく見られる、やや小型のスミレで、
   ふつう植物体はほとんど無毛だが、全体が微毛におおわれるものもある。
   葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形、
   その両端は凹曲線を描き、基部は切型またはわずかに心形、
   長さ1.5-4cm、鋸歯は上方で低く、下方では高くなる。
   果期の葉は広くなり、両耳が広がり、やせた三角形に近づく。
   葉柄は長さ2-4cm、翼はない。
   花柄は長さ4-10cm、ふつう葉より長い。
   
花は小型で濃紫色。
   花弁は長さ8-10mm、側弁に毛があり、距は細めで長さ3-4mm。


【@を拡大しました − ずっと3月開花だったのですが、一昨年は12月2日に開花を確認し】
16.11.25 撮影
                                 
【A − @を反対側から撮りました】
16.11.25 撮影

【Aを拡大しました − 昨年も12月2日開花確認、11月開花は今年が初めてです】
16.11.25 撮影

【Bもう一株開花】
16.11.25 撮影

【C11月初めから見ていたこの姿は今日もたくさんありました − 花を開かず果実を作る閉鎖花】
16.11.25 撮影

 今日開花していた2株は、果実がつかない個体です。
 閉鎖花をつけている個体もいずれ開放花をつけるのか、観察が楽しみになりました。

 なお、ヒメスミレの花期を「3〜4月」から「11月〜4月」に書き換えました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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