3月15日  ヒメスミレ



ヒメスミレは「秋吉台国定公園の高等植物」に記載がありません。
私は、このヒメスミレが目に入っても、スミレは分からないものと同定を諦めていましたが、
2005年4月18日、乾燥した道ばたで咲いていたこのスミレをヒメスミレと同定できました。

【@駐車場や道ばた、アスファルトの割れ目などを好むように咲いています】
(駐車場のわきで)   13.3.14 撮影

         ヒメスミレ〈姫菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。
       人家近くによく見られる、やや小型のスミレで、無毛またはほとんど無毛。
       葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形、
       その両端は凹曲線を描き、基部は切型またはわずかに心形、
       長さ1.5〜4cm、鋸歯は上方で低く、下方では高くなる。
       果期の葉は広くなり、両耳が広がり、やせた三角形に近づく。
       葉柄は長さ2〜4cm、翼はない。
       花柄は長さ4〜10cm、ふつう葉より長い。
       
花は小型で濃紫色。
       花弁は長さ8〜10mm、側弁に毛があり、距は細めで長さ3〜4mm。

                         
【A葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形
13.3.14 撮影
「鋸歯は上方で低く、下方では高くなる」

【@を拡大しました − 花は小型で濃紫色、スミレより小さい
13.3.14 撮影
【@を拡大しました − 距は細めで長さ3〜4mm
13.3.14 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

【Bスミレも開花 − ヒメスミレと同じ駐車場のわきで】
13.3.14 撮影
                         
スミレ。春の響きです。ワクワクしてきます。
先日、オトメスミレに覆い被さった落ち葉を取り除いてやりましたが、無事咲きそうです。
シロバナツクシコスミレ・シロバナナガバノタチツボスミレは今年、どうなんでしょう?
 

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


次ページ

TOP