2018年 9月28日  ヒメセンナリホオズキ



【@ゴボウ畑で齊藤さんが見つけられました − 茎は直立し、多くの枝に分かれて横に広がり
18.9.27 撮影

          ヒメセンナリホオズキ Physalis pubescens 〈姫千成酸漿〉(ナス科 ホオズキ属) 
                                               花期は 8〜9月。
        畑や道ばたに生える1年草。
        茎は直立し、多くの枝に分かれて横に広がり、高さ20-40cm、短い軟毛が生える。
        葉は広卵形で、長さ3-7cm、幅2-5cm、
        先が短くとがり、基部は円く、柄があり、少数の粗い鋸歯があり、
        縁と裏面脈上にまばらに短毛が生える。
        8〜10月、葉腋に下向きの花を1個つける。
        萼は短い筒形で密に短い軟毛が生え、浅く5裂する。
        花冠は杯形で先は広がって五角形となり、径8mm、黄白色で、
        内面基部に濃紫色の斑がある。
        液果は球形で径1cm。
        萼は果時には大きくなって果実を包み、先がつぼまった袋状となり、
        長さ2.5cm、10稜があって、熟しても緑色である。
        熱帯アメリカ原産で広く帰化し、特に暖地に多い。
        果実が数多くつくので〈千成ホオズキ〉の名がついた。
        しかし、〈センナリホオズキ〉の和名は、ヒロハフウリンホオズキと
        ヒメセンナリホオズキのどちらを指しているのか分からない。

         − 改訂新版「日本の野生植物5」 −

【A葉腋に下向きの花を1個つける
18.9.27 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 短い軟毛が生える
18.9.27 撮影

【B先が短くとがり、基部は円く、柄があり、少数の粗い鋸歯があり
18.9.27 撮影

【Bを拡大しました − 縁と裏面脈上にまばらに短毛が生える
18.9.27 撮影

【C縁と裏面脈上にまばらに短毛が生える
18.9.27 撮影

【D萼は短い筒形で密に短い軟毛が生え、浅く5裂する
18.9.27 撮影

【E花冠は杯形で先は広がって五角形となり、径8mm、黄白色で、内面基部に濃紫色の斑がある
18.9.28 撮影

【F萼は果時には大きくなって果実を包み、先がつぼまった袋状となり、長さ2.5cm
18.9. 27 撮影

【810稜があって、熟しても緑色である
18.9. 27 撮影

 ヒメセンナリホオズキは4年前に見つけ、四苦八苦して同定したのに、すっかり頭から消え、
 今回、「新しく見つけた花」と思い込み、日記を書こうとして、一覧に名前があるので気づいた次第で、
 3年間は、開花確認していませんでした。(汗)
 「たこさん、とうとう認知症?」の声も聞こえてきます。(涙)
 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP