2022年 8月7日  ヒメオトギリ − その2



【@晴れの午前中だけ開いている花の詳細を撮りました】
22.8.7 撮影

        ヒメオトギリ Hypericum japonicum 〈姫弟切〉(オトギリソウ科 ヒメオトギリ属) 
                                            花期は8〜9月。
      水田のあぜや休耕田、野原の湿地などに生える、高さ15-40cmの一年草
      あるいはときに多年草。
      茎は4稜があり、細いが丈夫で、直立〜斜上するかまたは倒伏、
      分枝し、枝は鋭角的に斜上する。
      葉は青みを帯びた緑色で、質が薄く、斜上し、
      広卵状三角形〜卵形あー楕円形〜披針形、
      長さ2-18mm、幅1-10mm、鈍頭〜円頭、
      基部は円形でなかば茎を抱くか、まれに基部は細くなる。
      葉身の内側に多数の小さな明点があり、辺縁に腺体はない。
      花は7〜8月、1〜30花が集散状につき、径6-8mm、
      黄色で赤みを帯びることなく、花柄は長さ2-30mm、
      花弁は5個、狭楕円形〜倒卵形長さ1.7-5mm幅0.8-1.3mm、鋭頭、腺体はない。
      雄しべ5〜30個、散在するかゆるやかに5束にまとまり、
      長さ1.5-2.8mm、葯に明点がある。
      花柱は2あるいは3個、長さ0.4-1.2mm。
      刮ハは球状〜円筒状、長さ2.5-6mm、果皮に腺体がない。
      南千島から南西諸島まで日本全土に広く分布し、
      朝鮮半島・中国〜南アジア・オセアニアに及ぶ。
       − 改訂新版「日本の野生植物 3」 −

【@を拡大しました − 花は1〜30花が集散状につき、径6-8mm
22.8 7 撮影
                                 
【A花は1〜30花が集散状につき、径6-8mm
22.8 7 撮影

【B雄しべ5〜30個、散在するかゆるやかに5束にまとまり
22.8. 7 撮影

  
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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