ヒメナズナ Draba verna L. 〈姫薺〉(アブラナ科 イヌナズナ属) 花期は2〜4月。
ヨーロッパ原産で、北アメリカやオーストラリアにも帰化している
ロゼット状の越年生草本。
根生葉は楔形で、長さ1-2.5cm、 全縁または粗い鋸歯があり、少し毛がある。
早春に、直立する花茎を出し、高さ20-25cmになる。
通常葉は着かず、先端に長い花序を出し、
直径3mmほどの白色の4弁花を穂状に着ける。 花弁の先はハコベのように切れ込む。
果実は長楕円形または長楕円形で、6-10mmになる。
1900年頃に東京都の上野公園で見いだされた。
− 「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」 −
イヌナズナ属: 帰化植物としてはヨーロッパ原産のヒメナズナD.verna Lがあり、
日本各地で見られる。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
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【@を拡大しました − 葉の表面と縁に星状毛が群生しています】
20.2.1 撮影
【@を拡大しました − 直径3mmほどの白色の4弁花を穂状に着ける】
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20.2.1 撮影
「花弁の先はハコベのように切れ込む」
* * * * * 今日開花を見た、ほかの2種を * * * * *
【Aナガバタチツボスミレ Viola ovato-oblonga〈長葉立坪菫〉(スミレ科 スミレ属)】
20.2. 1 撮影
【Bタネツケバナ Cardamine scutata〈種漬花〉(アブラナ科 タネツケバナ属)】
20.2.1 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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