6月26日 ヒメナズナ


駐車場わきで2010年2月に見つけ、仮の名として「日本の帰化植物」(平凡社)の一番近い
ウスユキナズナを当てていましたが、今回購入した「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」により
ヒメナズナ(アブラナ科 ヒメナズナ属)と判明したため、記録を『ヒメナズナ』に訂正しました。

【@花盛りのころ − 現在は全く姿が見えません】
12.3.22 撮影

     ヒメナズナ〈姫薺〉(アブラナ科 ヒメナズナ属) 花期は2〜4月。
    ヨーロッパ原産の2年草。
    根生葉はロゼット状、くさび形で長さ1〜2.5cm、全縁または粗い鋸歯があり、少し毛がある。
    早春に直立する花茎を出し、高さ20〜25cmになる。
    ふつう花茎に葉はつかず、先端に長い花序を出し、
    直径3mmほどの白い4弁花を穂状につける。
    花弁の先はハコベのように切れ込む。
    果実は長さ6〜10mmの楕円形または長楕円形。
                         

                        【A開花直後】
                         12.3.7 撮影
                          【B葉は】
                         12.3.7 撮影
        【C開花20日後には果実が見られました − ふつう花茎に葉はつかない
                         12.3.27 撮影
        【D先端に長い花序を出し 直径3mmほどの白い4弁花を穂状につける。
                         12.3.27 撮影
              【Dを拡大しました − 花弁の先はハコベのように切れ込む
                         12.3.27 撮影
【E 果実は長さ6〜10mmの楕円形または長楕円形
12.3.27 撮影

 「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」には500種が掲載されていますので、
 何か分からないままになっている植物の同定ができるのではないかと思います。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。