2015年 1月23日  ヒメキンセンカ



フユシラズ(冬知らず)(別名:ヒメキンセンカ)
『津和野町の自然』(津和野町教育委員会)をページ順に見ていて知りました。

調べたら『日本帰化植物写真図鑑』(第2巻)にも『ヒメキンセンカ』があったため、
長年、「栽培品の逸出品。キンセンカの原種だろう」と、『キンセンカ』と記録していたのを
このたび『ヒメキンセンカ』に修正しました。


【①農道わきの草むらや民家近くの荒れ地で、一年中花が咲いています】
15.1.20 撮影

        ヒメキンセンカ Calendula arvensis L.〈姫金盞花/別名キンセンカ・フユシラズ〉
                                 (キク科 キンセンカ属) 花期は 1~12月。
      地中海沿岸原産の越年草。茎は分岐して高さ30cmほどになる。
      茎葉は被針形で、長さ3-8cm、幅1.5-2cm、基部は茎を抱く。
      早春より開花を始め、頭花は直径1.5-2cm、
      周辺の橙黃色の舌状花と、中央部に集まる黃色の筒状花からなる。
      花は日光を浴びて開き、夕方早くに閉じる。
      頭花は果期には下垂する。
      果実は曲玉状に曲がり、表面に刺がある。
      本種の園芸品種“冬しらず”の栽培普及に伴い、全国的に野生化し始めた。
      一般にキンセンカの名で栽培されるのは、同属の南ヨーロッパ原産のトウキンセンカ。

【②花は日光を浴びて開き、夕方早くに閉じる - 日差しが無かった20日】
15.1.20 撮影
                                 
【③茎葉は被針形で、基部は茎を抱く
15.1.21 撮影

【④頭花は直径1.5-2cm - トウキンセンカよりずっと小さいです】
15.1.21 撮影

【④を拡大しました】
15.1.21 撮影

【⑤】
15.1.20 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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