イワダレソウ Lippia canescens〈岩垂れ草〉(クマツヅラ科 イワダレソウ属)
花期は 6月〜。
日当たりの良い海岸に生える多年草。
茎は長く地表を這い、節から根を出す。
葉は対生し、倒卵状楕円形、長さ1-4cm、上半に粗い鋸歯があり、圧毛がある。
葉腋から出た葉よりも長い柄の先に円柱状の穂状花序を単生する。
苞は扇形、先は凸形に突き出る。萼は短く、扁平で2翼がある。
花冠は紅紫色、やや唇形で、直径約2mm。
【Aもともとから生えて、畦の所は刈られて、溝に伸びていった群落】
15.7.24 撮影
【B溝の中で咲いているのを引き上げてみました】
15.7.24 撮影
【Bを拡大しました − 茎の節から根を出しては伸びていくようです】
15.7.24 撮影
【C葉は対生し、倒卵状楕円形、上半に粗い鋸歯があり、圧毛がある − 昨年の画像です】
14.6.4 撮影
【@を拡大しました − 図鑑のイワダレソウより花が目立ちます】
15.7.24 撮影
【D葉腋から出た葉よりも長い柄の先に円柱状の穂状花序を単生する】
15.7.24 撮影
【Dを拡大しました】
15.7.24 撮影
イワダレソウなのか、ヒメイワダレソウなのか。
ものすごい繁殖力で、田の中にも伸び、刈りきれないまま残っている株があります。
この様子から、園芸用に栽培されたものが持ち込まれ、広がったものと判断しました。
何年も前から見てきたこともあり、新しい花番号をつけるよりも、
番号はつけたものの自信がなかった花を削除し、その花番号『0392』をつけました。
現在、より正確な秋吉台で見つけた花一覧になるよう、データの整理をしています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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