ヒメガンクビソウ Carpesium rosulatum〈姫雁首草〉
(キク科 ガンクビソウ属) 花期は7〜10月。
林内に生える高さ15-45cmの多年草。
根生葉は花時にも残り、ロゼット状、へら状披針形で長さ6-15cm、
不ぞろいの鋸歯がある。
頭花は直径約4mm、枝先に点頭してつく。
総苞は筒状鐘形で長さ6.5mmほど。
【@を拡大しました − 頭花は直径約4mm、枝先に点頭してつく】
15.8.18 撮影
【A総苞は筒状鐘形で長さ6.5mmほど】
15.8.18 撮影
【Bずっと見てきた、林道わきで − 上と同じカメラ・レンズです】
12.10.1 撮影
【Bを拡大しました】
12.10.1 撮影
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1ヵ月くらい前、
『記録してきた1400余種の花を1枚ずつB4のカードにし、L版の写真を4枚まで貼れるようにしておく』との、友人の計画を何気ない口調で話されました。
その時、
「写真はご自身で揃えられるのかと思ったら、そんな大事なこと、なんで早く言ってくれなかったの】と、
口悪く言ってしまいました。
当初は「今なら時間があるから…」だったのが、最近は「皆が元気なうちに…」に変わりました。
つまり、「たこさんがボケていない今のうちに記録を残そう」と、大変な作業を始められたのです。
私はと言えば、
本作りも写真展もない今年は、思いつきと、日記に書くつもりの花しか撮っていなかったので、
最近は毎日、開花確認に歩きながら、これはと思うものは撮りまくっている上に、
自信がないイネ科1種に何日も費やしたり、未整理の画像の山ができています。
よく考えたら、友人は、
膨大な時間と金銭的なことは問題にされず、私の記録をまとめ、3ヶ所に保存してくれるということです。
友人に感謝し、完成するまで元気でボケずに頑張ることにしました。
「もう、これ以上新しく花を見つけてはいけませんね?」
『大丈夫です。1500種分までは台紙を用意していますから』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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