ヒメガマ Typha domingensis〈姫蒲〉(ガマ科 ガマ属) 花期は6〜8月。              水位の浅い池や沼、川べりなどに群生する高さ1.5-2mの多年草。              葉は線形で、長さ1-1.5m、幅はガマより細く0.5-1cm。 
             上部の雄花群と下部の雌花群の間に花のつかない裸出した軸があり、              それぞれの花群の基部に早落性の苞がある。                    雄花群は長さ6-30cm、雌花群は長さ6-20cm。 
             花粉は単粒で合着していない。 
    
     
    【A上部の雄花群と下部の雌花群の間に花のつかない裸出した軸があり】 
    
    
    
    
    17.6.25 撮影 
                                     
    【Aを拡大しました】 
    
    
    
    17.6.25 撮影 
     
    
    【Bここはコガマだけが生えていたのに、ヒメガマの猛烈な勢いで、現在は】 
    
    
    
    17.7.3 撮影 
     
    
    【Bを拡大しました】 
      
    
    
      17.7.3 撮影 
     
    
    【C上の画像の場所と繋がった、ため池全体が】 
      
    
    
      17.7.3 撮影 
     
    
    【Cを拡大しました − ヒメガマに覆い尽くされています】 
      
    
    
      17.7.3 撮影 
     
    
    このため池は、これからどうなるのでしょうか。 
    
    
    
    
    6月11日にコガマの開花確認をした際、コガマの花は少なく、花穂が付きそうにない細くて元気なガマ属の株が多く、どうしてなのか分からなかったのですが、それらはすべてヒメガマだったのです。 
    同じ場所では、コガマの開花がヒメガマより早いということが分かりました。 
    コガマはここではない、ずっと開花確認してきた湿地ではなくなってしまいました。 
    ヒメガマの繁殖力はすごいと感じています。 
     
     
    ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 
    ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 
    
   
     
      
    
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