ヒデリコ Fimbristylis littoralis〈日照子〉(カヤツリグサ科 テンツキ属) 花期は7〜10月。
平地の川岸などの湿地に生える無毛の一年草または多年草。
根茎はない。
茎は扁4稜形で高さ10-60cm、平滑。
葉は左右から扁平で狭線形、幅約2mm、左右2列に並ぶ。
花序は数回分枝して多数の小穂がつき、苞は短い。
小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色。
果実は倒卵形、白色で光沢があり、長さ0.6mm。7〜10月に熟す。
本州〜琉球、朝鮮半島・中国・インド・インドネシア・オ−ストラリア・
北アメリカ西海岸に分布する。
和名は〈日照子〉で、日照りを恐れずに繁茂することからとの説がある。
− 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
【@を拡大しました − 花序は数回分枝して多数の小穂がつき】
21.8.10 撮影
【A花序は数回分枝して多数の小穂がつき】
21.8.10 撮影
【B小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色】
21.8.10 撮影
【Bを拡大しました −小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色】
21.8.10 撮影
【C小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色】
21.8.10 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|