2021年 8月10日  ヒデリコ



【@水分たっぷりの水田のへりで、タカサブロウやアゼナなどと混生していました】
21.8.10 撮影

          ヒデリコ Fimbristylis littoralis〈日照子〉(カヤツリグサ科 テンツキ属)
                                              花期は7〜10月。
         平地の川岸などの湿地に生える無毛の一年草または多年草。
         根茎はない。
         茎は扁4稜形で高さ10-60cm、平滑。
         葉は左右から扁平で狭線形、幅約2mm、左右2列に並ぶ。
         花序は数回分枝して多数の小穂がつき、苞は短い。
         小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色。
         果実は倒卵形、白色で光沢があり、長さ0.6mm。7〜10月に熟す。
         本州〜琉球、朝鮮半島・中国・インド・インドネシア・オ−ストラリア・
         北アメリカ西海岸に分布する。

         和名は〈日照子〉で、日照りを恐れずに繁茂することからとの説がある。
          − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
                 
【@を拡大しました − 花序は数回分枝して多数の小穂がつき
21.8.10 撮影
                                 
【A花序は数回分枝して多数の小穂がつき
21.8.10 撮影

【B小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色
21.8.10 撮影

【Bを拡大しました −小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色
21.8.10 撮影

【C小穂は卵円形で、長さ2.5-4mm、赤褐色
21.8.10 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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