ヘラオオバコ〈箆大葉子〉(オオバコ科 オオバコ属) 花期は4〜10月。
江戸時代末期に渡来したといわれる、ヨーロッパ原産の多年草または二年草。
各地の河原、草原などの陽地に生える。
葉は長さ30cmほどの狭楕円形〜倒披針形、3〜5脈があり、全縁。
裏面脈上や葉柄には淡褐色の長い毛が散生する。
葉の間から高さ20〜70cmの花茎を伸ばし、
花茎の先に円柱形の穂状花序をつける。花序の長さは2〜8cm。
花は花序の下から咲き始め、雌しべ先熟。
花冠は膜質、汚白色で裂片は平開し、
雄しべは花冠の約3倍の長さで水平方向に突き出し、白色〜淡黄色の葯が目立つ。
【A】
12.5.24 撮影
【B葉は長さ30cmほどの狭楕円形〜倒披針形、3〜5脈があり、全縁】
12.5.24 撮影
【Bを拡大しました − ヘラオオバコの名前はこの形からつきました】
12.5.24 撮影
【C花は花序の下から咲き始め、雌しべ先熟】
12.5.24 撮影
「雄しべは花冠の約3倍の長さで水平方向に突き出し、白色〜淡黄色の葯が目立つ」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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