5月25日 フナバラソウ


【@フナバラソウが今、“一番きれいな時”です】
12.5.25 撮影

        フナバラソウ〈舟腹草〉(ガガイモ科 カモメヅル属) 花期は5〜6月。
       裂けた果実の形から、この名がある。
       山地の草原に生えるややまれな多年草。
       全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40〜80cm。
       葉は短い柄によって対生し、長さ6〜10cmの楕円形〜卵形で厚ぼったく、
       短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある。
       花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ、小花柄は5〜10mm、
       萼とともに密に毛がある。
       花冠は濃褐紫色
で直径12〜14mm。副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同高。
       袋果は広披針形で長さ7〜8cm、密に毛がある。

                   
                        【@を拡大しました】
                         12.5.25 撮影
                     【A今年の開花は5月19日でした】
                         12.5.19 撮影
           【Aを拡大しました − 毎年見ているカルストロードわきの花です】
                         12.5.19 撮影                        
                    
 今朝方の雨でがんばり坂の様子が気になり、夕方5時前から登ってみましたが、あの程度の雨では滑りやすくはなっていなくて、大丈夫でした。
 今日のフナバラソウは、明日のエコツアーで見ていただく予定のため見たところ、“一番きれいな時”でした。
 イシモチソウ・ムラサキ・フナバラソウは、数は多くなくても見られるし、あとは明日、日差しがあることを祈りながら最後の下見を終えました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。