ハスノハカズラ Stephania japonica〈蓮の葉葛/別名イヌツヅラフジ〉
(ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属) 花期は6〜8月。 ハスの葉のように長い柄が葉の裏面についているのでこの名がある。 海岸に近い林のふちなどに生える常緑のつる性木本。雌雄異株。
葉は互生し、長さ5-12cmの三角状広卵形で、裏面はやや白っぽい。
葉の付け根に淡緑色の小さな花が多数つく。 雄花には萼片が6〜8個と花弁が3〜4個、雌花は萼片も花弁も3〜4個ある。
雄花の雄しべ6個は柱状、葯も合着して円盤状。雌花の雌しべは1個。
果実は直径約6mmで赤色に熟す。
【@を拡大しました − 葉の様子から名前が付きました】
17.6.22 撮影
【A葉の付け根に淡緑色の小さな花が多数つく】
17.6.22 撮影
【Aを拡大しました − 1個の花は直径約1.5mm】
17.6.22 撮影
「雄花の雄しべ6個は柱状、葯も合着して円盤状」
赤く熟したハスノハカズラの果実を見たことがあるのに、雌花を見たことがありません。
何年か前に実を見た所で探してみましょう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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