ハルタデ〈春蓼〉(タデ科 タデ属) 花期は6〜10月。
水田や畑、荒れ地などの湿ったところに多い高さ30〜80cmの1年草。
茎は普通赤紫色を帯びる。
葉は互生し、長さ4〜14cmの長楕円形〜披針形で先は長くとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い。
托葉鞘は筒形で、ふちに短い毛がある。
花序は長さ3〜5cmで、白色〜淡紅色の小さな花を多数つける。
花被は長さ2.5〜3.5mmで5深裂し、果期には先が2分岐したY字形の脈が目立つ。
09.7.3 撮影
「茎は普通赤紫色を帯びる」
【葉は互生し、先は長くとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い】
09.7.3 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.7.3 撮影
「托葉鞘は筒形で、ふちに短い毛がある」
サナエタデの托葉鞘は縁毛がなく、オオイヌタデの托葉鞘は無毛です。
【花序は長さ3〜5cmで、白色〜淡紅色の小さな花を多数つける】
09.7.3 撮影
昨日に続いて日記に書いていなかった植物の一つハルタデですが、「秋吉台国定公園の高等植物」には『休耕水田にやや稀』とあります。
私がまだ見つけていないサナエタデも『休耕水田にやや稀』ですから、生えている場所や大きさから見逃しているようです。 見つけなければ。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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