7月7日 ハルタデ 


【休耕田で】
   09.7.3 撮影
ハルタデは毎年生えている場所が違い、見つける時期がまちまちです。
   
 ハルタデ〈春蓼〉(タデ科 タデ属) 花期は6〜10月。
水田や畑、荒れ地などの湿ったところに多い高さ30〜80cmの1年草。
茎は普通赤紫色を帯びる。
葉は互生し、長さ4〜14cmの長楕円形〜披針形で先は長くとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い。
托葉鞘は筒形で、ふちに短い毛がある。
花序は長さ3〜5cmで、白色〜淡紅色の小さな花を多数つける。
花被は長さ2.5〜3.5mmで5深裂し、果期には先が2分岐したY字形の脈が目立つ。 

                                         
 09.7.3 撮影
茎は普通赤紫色を帯びる

  
葉は互生し、先は長くとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い  
09.7.3 撮影

【上の画像を拡大しました】
09.7.3 撮影
托葉鞘は筒形で、ふちに短い毛がある

サナエタデの托葉鞘は縁毛がなく、オオイヌタデの托葉鞘は無毛です。

花序は長さ3〜5cmで、白色〜淡紅色の小さな花を多数つける
09.7.3 撮影

 昨日に続いて日記に書いていなかった植物の一つハルタデですが、「秋吉台国定公園の高等植物」には『休耕水田にやや稀』とあります。
 私がまだ見つけていないサナエタデも『休耕水田にやや稀』ですから、生えている場所や大きさから見逃しているようです。 見つけなければ。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。