アカメガシワ〈赤芽柏/別名ゴサイバ・サイモリバ〉(トウダイグサ科 アカメガシワ属)
花期は6〜7月。
昔、葉をカシワと同じように食器に使い、新芽が赤いので名がある。
山地に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄別株。
葉は互生。葉身は長さ7〜20cmの卵形または広卵形。
ふちは全縁または波打ち、ときに浅く3裂する。
枝先に長さ7〜20cmの円錐花序を出し、花弁のない小さな花を多数つける。
雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3〜4裂する。
雄しべは多数、花糸は長さ約3mm。
雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2〜3裂する。
【@を拡大しました】
09.7.4 撮影
「枝先に長さ7〜20cmの円錐花序を出し、花弁のない小さな花を多数つける」
【@を拡大しました】
09.7.4 撮影
「雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3〜4裂する」
【A雌株】
09.7.5 撮影
【Aを拡大しました】
09.7.5 撮影
「雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2〜3裂する。
子房は紅色の星状毛におおわれる」
【B咲き初めの雌花序】
09.6.22 撮影
「花柱は3個、黄色の乳頭状突起が密生する」
きょうは朝から激しい雨、画像を1枚も撮りませんでした。
いつもは開花をカメラに収めて、帰宅後、画像を順にたどりながらノートにコースと開花確認した花を書き入れていますが、きょうは今年2度目のカメラを持たずメモをとりながらの歩きでした。
前回の初めてのカメラ不携帯日は、メモを持っていなかったので、いざコースと花を書こうとしても、秒まで表示されるデジカメに普段は全面的に頼っているため、思い出すのに苦労したのです。
機械に頼らない、メモを片手の歩きが新鮮に感じられたのは、意外でした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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