ハルシャギク〈春車菊/別名ジャノメソウ〉(キク科) 花期は7〜9月。
北アメリカ南部原産の1年草。種子が自然にこぼれて、日当たりよい庭や空き地などに毎年生える。秋に芽生えた苗はロゼット状になって冬を越し、春になると高さ30〜60pの細い茎を多数立てる。葉は羽状複葉。茎の上部に直径約4pの頭花を多数咲かせる。舌状花は黄金色で基部は赤褐色。
数年前まで車が入っていた荒れ地に、ハルシャギクが散らばって咲いていました。
秋吉台上で見たのは初めてです。
05.7.26 撮影
「古くから知られた園芸植物で、全国的に広く逸出、野生化している」
以前、家の庭でも咲いていたので、懐かしく思いました。
コイケマ(ガガイモ科)
05.7.26 撮影
コイケマ 花期は6〜8月。
本州の関東以西と四国、九州の山地に生えるつる性の多年草。葉は卵形で先は尾状にとがり、基部はえぐられたように深くへこむ。花は葉腋から伸びた散形花序につき、イケマよりやや小型で、花序の柄は葉柄と同長かやや短い。(イケマの花序の柄は葉柄より長い)
ハルシャギクがあった荒れ地から林に進むと、ガガイ科の大きな果実がたくさんぶら下がっているのが目に入ってきました。花序がついたつるもあったので注目、コイケマでした。
右端の実に定規を当ててみたら、長さは10p。
コイケマの果実を見たのは初めてですが、花は直径5oほどなのに、フナバラソウくらいの、こんな大きな実がつくのですね。
【上の画像の真ん中の実です】
05.7.26 撮影
【花序は】
05.7.26 撮影
「花序の柄は、葉柄と同長かやや短い」
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