7月27日  ハリギリ(ウコギ科)

   05.7.27 撮影
   
 ハリギリ〈針桐/別名センノキ〉 花期は7〜8月。
 枝に鋭い刺が多いことからこの名がある。山地に生える高さ25mになる落葉高木。樹皮は灰白色。老木の樹皮は黒褐色で、マツの肌のように縦に深い割れ目が入る。葉は枝先に集まって互生。葉身はほぼ円形で、掌状に5〜9裂し、裂片の先は尾状にとがる。枝先に黄緑色の小さな花が球形に集まった花序を多数つけます。
                  
 秋吉台で1本だけ見つけているハリギリ、高さは20m以上あります。
   
               【林道を隔てた崖の上から、ズームレンズで】                
                       05.7.27 撮影
                                 
                    【上の画像を拡大しました】                  

300oズームレンズで覗いていると、盛んに虫が飛んでいるのが見えました。

【樹皮は】
05.7.24 撮影
 
 2002年の秋に実をつけた大木を見つけ、この樹皮と葉の形からハリギリと分かったのです。

                    【葉は―20日前です】 
05.7.7 撮影

どの枝先にもまだ花序は見えず、今年は花が咲かないのかと、がっかりしていた頃です。
                 
 
 ハリギリの花は高いところなので風に揺れ、撮っても撮っても削除の山。
 たったこれだけの画像を準備するのに何回通ったことでしょう。