2月25日 ハルジオン・ハナヤエムグラ 


【ハルジオン】
   09.2.25 撮影
   
     ハルジオン〈春紫苑/別名ハルジョオン〉(キク科 ムカシヨモギ属) 花期は4〜6月。
   北アメリカ原産の高さ30〜100cmの多年草。大正時代に園芸植物として渡来した。
   広がるまで時間がかかるが、一度生えるとなかなかしぶとく、各地に雑草化している。
   茎は中空で、全体に軟毛がある。
   茎葉の基部は耳状にはり出して茎を抱く。
   頭花は直径2〜2.5cm、舌状花は白色〜淡紅色で糸状、多数ある。

                                         
【今日2月25日、開花を確認しました】
 09.2.25 撮影
  頭花は直径2〜2.5cm、舌状花は白色〜淡紅色で糸状、多数ある。

毎年見てきた場所で、これまで開花は4月中旬〜下旬だったのに、
今年は、思いもかけなかった2月中の開花です。
ハルジオンは、毎年開花が目白押しの時に咲くので日記に書けないためでしょうか、
花を撮っていたら、「今年こそ新しく書き替えて!」と言っているように見えました。

  
茎葉の基部は耳状にはり出して茎を抱く  
09.2.25 撮影

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

【ハナヤエムグラ】
09.2.24 撮影
 
今の時期、荒れ地でこんな姿で群生している草、昨日撮ってみたら
茎の稜に刺があり、4〜6枚輪生している葉に粗毛がありました。
秋吉台に普通なヤエムグラ・キクムグラ・ヨツバムグラ・ヒメヨツバムグラとは違い、
見つけていなかったハナヤエムグラと思われます。

 ハナヤエムグラ〈花八重葎〉(アカネ科 ハナヤエムグラ属) 花期は4〜7月。
ヨーロッパ原産で、荒れ地や芝生に生える1年草または2年草。
茎はふつう地際から多数叢生、斜上または匍匐し、長さ20〜60cm、4稜があり、稜の部分は肥厚し、下向きの刺がある。
葉は4〜7枚輪生し、広線形で鋭尖頭、無柄、長さ1〜1.5cm、幅約5mm、縁と表面および裏面脈上に粗毛がある。
茎の上部の葉腋から出る枝上に、苞葉に包まれた数花をつける。


【上の画像を拡大しました】
09.2.24 撮影
稜の部分は肥厚し、下向きの刺がある。

「葉は4〜7枚輪生し、広線形で鋭尖頭、無柄。縁・表面・裏面脈上に粗毛がある」

【1本だけで生えている株を】
09.2.24 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.2.24 撮影
茎はふつう地際から多数叢生、斜上または匍匐


ハナヤエムグラは山渓の「野に咲く花」にもありますが、あの写真と記述からは同定できませんでした。
小さくて地味な花ですが、4月、ハナヤエムグラが「新しく見つけた花」に加わる日を楽しみに待つことにします。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。