ハナヤクシソウ Crepidiastrum.denticulatum f. pinnatipartitum〈花薬師草〉
(キク科 アゼトウナ属) 花期は9〜11月。
ヤクシソウのうち、葉が羽状に深裂するものをハナヤクシソウという。
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ヤクシソウ Crepidiastrum.denticulatum〈薬師草〉
(キク科 アゼトウナ属) 花期は8〜11月。
山野の日当たりのよいところに生える2年草。
全体に無毛で、よく分枝して高さ0.3-1.2mになる。
茎は赤紫色を帯びるものが多い。
根生葉は長い柄のあるさじ形でかたまってつき、開花時には枯れて無い。
茎葉は互生し、長さ5-10cm、幅2-5cmの長楕円形または倒卵形で、
ふちには浅い鋸歯があり、基部は後方に大きく張り出して茎を抱く。
裏面はやや白っぽい。
枝先や上部の葉腋に直径約1.5cmの黄色の頭花を数個ずつつける。
総苞は黒っぽい緑色で長さ7-9mmの円筒形。
花のあと下部はふくれてかたくなる。
痩果は黒褐色で長さ2.5-3.5mm。
葉が羽状に深裂するものをハナヤクシソウ f. pinnatipartitumという。
花期:8〜10月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
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【@を拡大しました − 葉が羽状に深裂するものをハナヤクシソウという】
19.9.20 撮影
【A】
19.9.20 撮影
【Aを確認しました − 枝先や上部の葉腋に直径約1.5cmの黄色の頭花を数個ずつつける】
19.9.20 撮影
【B枝先や上部の葉腋に直径約1.5cmの黄色の頭花を数個ずつつける】
19.9.20 撮影
秋吉台では毎年、ヤクシソウのほうが少し早く咲き、
今年の開花確認は、ヤクシソウが9月9日で、ハナヤクシソウは9月20日でした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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