2017年 5月21日  ヌカススキ・ハナヌカススキ


台上の荒れ地で、ヌカススキ・ハナヌカススキの両方を見ることができました。
ヌカススキはどこの荒れ地でも見られますが、
ハナヌカススキを見つけるには努力が必要で、今日、4年ぶりに確認できました。

【@ヌカススキ】
17.5.21 撮影

          ヌカススキ Aira caryophyllea L.〈糠薄〉(イネ科 ヌカススキ属) 花期は5月。
        河川敷などの荒れ地に生える高さ20-50cmの1年草。
        ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産。
        葉身は線形で内に巻き、長さ3-6cm。
        円錐花序は長さ1-12cmで、枝をまばらに分ける。
        花序の枝はほぼ平滑だが、小穂の柄はざらつく。
        小穂は2小花からなり、2小花とも外花穎に芒がある。
        外花穎は褐色で長さ約2mm、芒はやや基部寄りから出る。

【@を拡大しました】
17.5.21 撮影
                                 
【A円錐花序は、枝をまばらに分ける
17.5.21 撮影

【Aを拡大しました − 小穂は2小花からなり、2小花とも外花穎に芒がある
17.5.21 撮影

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【@ハナヌカススキ】
17.5.21 撮影

            ハナヌカススキ Aira elegantissima〈花糠薄〉(イネ科 ヌカススキ属) 
                                           花期は5〜6月。
          河川敷などの荒れ地に生える高さ10-40cmの1年草。
          円錐花序は長さ5-11cmで、細かく枝を分ける。
          花序の枝はほぼ平滑。
          小穂の枝は普通小穂の2倍以上の長さがあって、ざらつく。
          ふつう第2小花のみに芒があるが、まれに両方の小花に芒がある。
          小穂長は1.5-2.5mmとヌカススキより小さく、
          外花穎は長さ約1.5mm、褐色で、内花穎を抱く。


【@を拡大しました − 円錐花序は、細かく枝を分ける
17.5.21 撮影
                                
【A小穂の枝は普通小穂の2倍以上の長さがあって
17.5.21 撮影

【Aを拡大しました − ふつう第2小花のみに芒がある
17.5..21 撮影

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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