2018年 11月26日  ハナイバナ



【@秋吉台で花は、T年中どこかで咲いているのが見られるようになりました − 畑のそばで】
18.11.26 撮影

        ハナイバナ Bothriospemum zeylanicum〈葉内花〉(ムラサキ科 ハナイバナ属)
                                             花期は1〜12月。
       道ばたや畑で普通に見られる一年草または越年草で、きわめて変化が多い。
       越年草の生活形をとる個体はロゼット状の根出葉があり、
       茎は基部でさかんに分枝して平面的に広がり、長さ30cmに達するが、
       一年草の生活形の個体は根出葉がなく、
       茎は基部から直立して中部で分枝し、枝は斜上して高さ6cmほどになる。
       枝は細く上向きの圧毛がある。
       根出葉と最下部の茎葉はさじ形で長さ0.8-4cm、幅058-1.5cm、
       縁は波打ち、長い葉柄があるが、茎葉はほとんど無柄で楕円形、
       長さ0.5-2.5cm、鈍頭、上部は次第に小さくなって茎の先までつき、
       両面に粗い毛があり、上面の毛の基部はやや白色盤状に肥厚する。
       花期は3〜12月。
       花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5-1mm、果時2-3.5mm。
       花冠は淡青紫色で径2-3mm、
       喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭。
       北海道〜琉球・小笠原諸島、東アジア・東南アジア・南アジアに分布する。
       和名の意味は葉の間に花がある(葉内花)ためという説と、
       葉の縁が波打つ様子がしおれているように見えること(葉萎え花)に由来する
       という説がある。
       − 改訂新版「日本の野生植物5」 −

【@を拡大しました − この個体は、「越年草の生活形をとる個体」ですね
18.11.26 撮影
「茎は基部でさかんに分枝して平面的に広がり、長さ30cmに達する」
                                 
【A茎葉はほとんど無柄で楕円形、鈍頭、上部は次第に小さくなって茎の先までつき
18.11 26 撮影

【Aを拡大しました − 花冠は淡青紫色で径2-3mm
18.11.26 撮影

【Aを拡大しました − 喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭
18.11.26 撮影

【B花冠は淡青紫色で径2-3mm、
18.11.26 撮影

【Bを拡大しました − 喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭
18.11.26 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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