2017年 6月27日  ハマニンドウ



【①シナアブラギリの所にハマニンドウがあると、浅香さんから携帯メールで連絡をいただきました】
17.6.27 撮影

         ハマニンドウ Lonicera affinis〈浜忍冬/別名イヌニンドウ〉
                     (スイカズラ科 スイカズラ属) 花期は 6月~
        暖地の沿海地に生える常緑つる性木本。
        茎は長く伸び、よく分枝する。
        樹皮は褐紫色。髄は中空。
        葉は対生し、長さ4-8cmの広卵形または狭卵形で、
        質は厚く、ふちは全縁。
        5~6月、枝先の葉腋に長さ3-12mmの花柄を出し、
        香りのよい花を2~4個つける。
        花は初め白色、のちに黃色に変わる。
        花冠は長さ4-5cmの筒形で、くちびる状に大きく2裂する。
        上唇の先は4裂し、下弁は線形。
        苞は長さ2-3mmの小さい被針形。
        液果は直径7-11mmの球形で、10~11月に黒く熟す。
        分布:本州(紀伊半島、中国地方)、四国、九州、沖縄


【②斜面を下りずに100mmマクロで撮るとこれが精いっぱいでした】
17.6.27 撮影

つかまる木はなく、草だけ生える急斜面を一人で下りる勇気が出なくて、一旦離れました。
運良く、齊藤さんに出逢えたので、お願いして、私のカメラで撮っていただきました。

                                 
【③花冠は長さ4-5cmの筒形で、くちびる状に大きく2裂する- 齊藤さん撮影】
17.6.27 撮影

【③を拡大しました - 花は初め白色、のちに黃色に変わる
17.6.27 撮影

【④小さい1枝を取ってもらいました】
17.6.27 撮影

【④を拡大しました - 上唇の先は4裂し、下弁は線形
17.6.27 撮影

【⑤子房を包む萼の基部に丸い小苞があり、その外側に被針形の苞が見える
17.6.27 撮影

【⑤を拡大しました - 丸い小苞の外側に、被針形の苞が見える
17.6.27 撮影

  浅香さん、齊藤さん、ありがとうございました。
  おかげさまで、「新しく見つけた花」が一つ増えました。
  ハマニンドウについた花番号は、『1486』。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP