ハッカ Mentha canadensis var.piperascens〈薄荷/別名メグサ〉
(シソ科 ハッカ属) 花期は8〜10月。 やや湿ったところに生える高さ20-60cmの多年草。 茎や葉、萼に軟毛がある。 葉は対生し、長さ2-8cmの長楕円形で先はとがり、ふちに鋭い鋸歯がある。
上部の葉腋に長さ4-5mmの淡紫色の花を輪生する。
花冠はわずかに淡紫色を帯びて、ほぼ中部まで深く4裂、
裂片のうち背側の1片だけが他よりわずかに大きく、先が浅く2裂する。
雄しべ4雌しべ1。
【A上部の葉腋に長さ4-5mmの淡紫色の花を輪生する】
14.9.29 撮影
【Aを拡大しました − 花冠はわずかに淡紫色を帯びて、ほぼ中部まで深く4裂】
14.9.29 撮影
【Aを拡大しました − 裂片のうち背側の1片だけが他よりわずかに大きく、先が浅く2裂する】
14.9.29 撮影
【B下側の花序を】
14.9.29 撮影
ハッカの今年の開花確認は8月4日、いつもの湧水そばの湿地でした。
今日見つけたのは、林道奥のシロネ・アキノウナギツカミ・ハルタデ・メナモミ・オオブタクサなどの秋吉台では多くない花が見られた小さな湿地です。
これらの花が来年からもここで見られると嬉しいですが、いずれもほかの地より開花時期が遅いようで、アキノウナギツカミ以外は従来の場所での開花確認になると思われます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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