ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属)
花期は5〜12月。
圃場や農家のごみ捨て場、道ばたなどに生える一年草。
茎は高さ10-60cm、茎や柄には開出毛があり、ときに腺毛がある。
葉は対生し、短柄、卵形、鈍鋸歯がある。
花は6〜11月。
頭花は径5mm、総苞は長さ2-3mm、
総苞片は卵状長楕円形、腺毛がある。
舌状花は白色で、5個内外、長さ1-2mm、先端は3裂する。
痩果は長さ約1.5mm、
鱗片状で先端が芒状にとがった冠毛をもつ。
熱帯アメリカの原産で、大正時代に東京に入り、北海道〜琉球に帰化している。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。
牧野富太郎の命名。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【A見たとたんはコゴメギクかと思いましたが、ハキダメギクでした − 高さは30cmほど】
21.11.24 撮影
【Aを拡大しました】
21.11.24 撮影
【Aを拡大しました】
21.11.24 撮影
【B葉は対生し、短柄、卵形、鈍鋸歯がある】
21.11.24 撮影
【Bを拡大しました】
21.11.24 撮影
【C舌状花は白色で、5個内外、長さ1-2mm、先端は3裂する】
21.11.23 撮影
【D茎や柄には開出毛があり、ときに腺毛がある。総苞は長さ2-3mm、】
21.11.24 撮影
【E総苞片は卵状長楕円形、腺毛がある】
21.11.24 撮影
【F痩果は長さ約1.5mm、】
21.11.24 撮影
【G鱗片状で先端が芒状にとがった冠毛をもつ】
21.11.24 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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