2021年 11月24日  ハキダメギク



【@農家の倉庫のそばで群生していました】
21.11.23 撮影

            ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 
                                              花期は5〜12月。          
          圃場や農家のごみ捨て場、道ばたなどに生える一年草。
          茎は高さ10-60cm、茎や柄には開出毛があり、ときに腺毛がある。
          葉は対生し、短柄、卵形、鈍鋸歯がある。
          花は6〜11月。
          頭花は径5mm、総苞は長さ2-3mm、
          総苞片は卵状長楕円形、腺毛がある。
          舌状花は白色で、5個内外、長さ1-2mm、先端は3裂する。
          痩果は長さ約1.5mm、
          鱗片状で先端が芒状にとがった冠毛をもつ。
          熱帯アメリカの原産で、大正時代に東京に入り、北海道〜琉球に帰化している。
          − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
 
          東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。
          牧野富太郎の命名。
           − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【A見たとたんはコゴメギクかと思いましたが、ハキダメギクでした − 高さは30cmほど】
21.11.24 撮影
                                 
【Aを拡大しました】
21.11.24 撮影

【Aを拡大しました】
21.11.24 撮影

【B葉は対生し、短柄、卵形、鈍鋸歯がある
21.11.24 撮影

【Bを拡大しました】
21.11.24 撮影

【C舌状花は白色で、5個内外、長さ1-2mm、先端は3裂する】
21.11.23 撮影

【D茎や柄には開出毛があり、ときに腺毛がある。総苞は長さ2-3mm、
21.11.24 撮影

【E総苞片は卵状長楕円形、腺毛がある
21.11.24 撮影

【F痩果は長さ約1.5mm、
21.11.24  撮影

【G鱗片状で先端が芒状にとがった冠毛をもつ
21.11.24 撮影
  

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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