2014年 11月30日  ハキダメギク


2008年に大正洞園地で、関太郎先生からコゴメギクを教えていただき調べた結果、
その場所以外はハキダメギクとしていましたが、その後どうなったかを調べることにしました。

【①スズメウリが群生している林縁の道ばたで】
14.11.28 撮影

         ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 
                                              花期は5~12月。
      東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。牧野富太郎の命名。
      熱帯アメリカ原産の1年草。
      茎は直立し高さ15-60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。
      葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、
      縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。
      上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。
      頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。
      舌状花は雌性、花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長。
      筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂、冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける。

【①を拡大しました】
14.11.28 撮影
                                 
【②】
14.11.28 撮影

【②を拡大しました - 茎は基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある
14.1128 撮影

【③頭花を1つばらしました - ナラガシワの落ち葉の上に】
14.11.28 撮影

【③を拡大しました - 筒状花はの冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける
14.11.28 撮影

【④筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂
14.11.28 撮影

【⑤舌状花 -分解が難しくて、覆っている薄い膜を取るとバラバラになってしまいます】
14.11.28 撮影

    ☆ここ(スズメウリ群生の林縁)のは、筒状花の冠毛の様子からハキダメギクと判断しました。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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