ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属)
花期は5~12月。
東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。牧野富太郎の命名。
熱帯アメリカ原産の1年草。
茎は直立し高さ15-60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。
葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、
縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。
上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。
頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。
舌状花は雌性、花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長。
筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂、冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける。
【①を拡大しました】
14.11.28 撮影
【②】
14.11.28 撮影
【②を拡大しました - 茎は基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある】
14.1128 撮影
【③頭花を1つばらしました - ナラガシワの落ち葉の上に】
14.11.28 撮影
【③を拡大しました - 筒状花はの冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける】
14.11.28 撮影
【④筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂】
14.11.28 撮影
【⑤舌状花 -分解が難しくて、覆っている薄い膜を取るとバラバラになってしまいます】
14.11.28 撮影
☆ここ(スズメウリ群生の林縁)のは、筒状花の冠毛の様子からハキダメギクと判断しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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