ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 花期は5~12月。 東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。 牧野富太郎の命名。 熱帯アメリカ原産の1年草。 茎は直立し高さ15-60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。 葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、 縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。 上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。 頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。 舌状花は雌性、花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長。
筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂、冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける。
【①を拡大しました - 生えている姿からハキダメギクと思いました】
14.11.29 撮影
【②舌状花の撮影には失敗しました】
14.12.2 撮影
【②を拡大しました - 筒状花の冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける】
14.12.2 撮影
【②を拡大しました - 筒状花の冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける】
14.12.2 撮影
☆筒状花は「冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける」ため、 4番目の『美東町碇の林縁』のも、
予想していたとおりハキダメギクでした。
☆あと1ヵ所、舌状花・筒状花の毛の様子が撮れていない『秋芳町青景』に行きたいのですが、
悪天候の危険を冒してまで出かける勇気が出なくて、天候の回復を待っている状態です。
手持ちの画像が底をついてしまいました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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