2019年 11月29日  ハイミチヤナギ



【@大きく広がって花盛りの個体がいくつも − 左下が小川、右下が畑地の、舗装道路上で】
19.11.29 撮影

       ハイミチヤナギ Polygonum depressum〈這道柳/別名スナミチヤナギ〉
                              (タデ科 ミチヤナギ属)花期は6月〜12月。
      ユーラシア大陸原産の一年草で、
      茎はふつう多くの枝を分けて地面に広がり、長さ10-60cmになるが、
      小形の個体ではときに基部からほとんど直立することもある。
      葉は長楕円形か被針形で、長さ0.5-3cm、幅は1.5-8mm、
      先は鈍形、基部はくさび形、
      枝の葉は主茎の葉とほぼ同形同大。
      托葉鞘は短く、長さ4-7mm。
      花期は5〜9月。
      花は葉腋に1〜5個束生する。
      萼は5中裂し、長さ1.7-2.5mm、緑色で、縁は白色か紅色をおびる。
      雄蕊はふつう5個。

      痩果は扁3稜形かほとんどレンズ形で、長さ1.5-2.3mm、
      鈍い光沢があり、広い2面は平坦かややふくらみ、
      狭い1面は著しくへこむ。
      南千島・北海道・本州・九州に帰化し、北地に多い。
       − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

      托葉鞘は膜質で脈がある。
       −「日本の帰化植物」 −

【A この個体の幅は1.5メートル】
19.11.29 撮影
                                 
【Aを確認しました −茎はふつう多くの枝を分けて地面に広がり、長さ10-60cmになる
19.11.29 撮影

【B勢いよく伸びて、路上から外れた枝を】
19.11.29 撮影

【Bを拡大しました −葉は長楕円形か被針形で、先は鈍形、基部はくさび形、
19.11.29 撮影
「枝の葉は主茎の葉とほぼ同形同大」

【C花は葉腋に1〜5個束生する
19.11.29 撮影

【Cを拡大しました − 托葉鞘は短く、長さ4-7mm。托葉鞘は膜質で脈がある
19.11.29 撮影

【Cを拡大しました −萼は5中裂し、長さ1.7-2.5mm、緑色で、縁は白色か紅色をおびる
19.11.29 撮影
「雄蕊はふつう5個」

 
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP