アキノハハコグサGnaphalium hypoleucum〈秋の母子草〉 (キク科 ハハコグサ属) 花期は8月~10月。
やや乾いた山地に生える1年草。
茎は高さは30-60cmとなり、上部で分枝し、白い綿毛がある。
葉は被針形で長さ4-5cm、基部は半ば茎を抱いている。
裏面に密に白い綿毛があるが表面が緑色なので、
hypo(下が)leucum(白い)の学名がある。
散房状に多くの頭花をつける。
総苞は長さ球鐘形で長さ4mm、幅6-7mm、片は5列で淡黃色、花が終わると開く。
外片は短くて白毛がある。。
痩果に細点があり、冠毛は汚白色。
【②高さ30cmほど】
14.11.23 撮影
【③】
14.11.23 撮影
【④】
14.11.23 撮影
【①-2.根生葉の葉表を】
14.11.23 撮影
【①-2.を拡大しました - 綿毛が多く、「表面が緑色」ではない】
14.11.23 撮影
【①-3.根生葉の葉裏を】
14.11.23 撮影
【①-3.を拡大しました - 「裏面に密に白い綿毛がある」】
14.11.23 撮影
【③-2.茎葉を】
14.11.23 撮影
【③-2.を拡大しました - 「基部は半ば茎を抱いている」】
14.11.23 撮影
【②-2.「基部は半ば茎を抱いている」】
14.11.23 撮影
【③-5.「総苞片は5列」?】
14.11.23 撮影
【③-4.「総苞片は5列」?】
14.11.23 撮影
【④-3.「総苞片は5列」?】
14.11.23 撮影
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ここまででは、「茎の上部で分枝」していて、「葉の基部が半ば茎を抱いている」ものの、
アキノハハコグサとは言えず、ハハコグサの変異の範囲内と判断しました。
が、もう1点、「ハハコグサの花柱は花冠より短い」「アキノハハコグサの花柱は花冠より長い」
を調べることにしました。
(どうまとめたら良いのか暗中模索し、随分時間がかかってしまいました)
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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