ハガワリトボシガラ〈葉変り点火茎〉(イネ科 ウシノケグサ属)花期は5〜6月。 ヨーロッパ中南部〜西アジア原産の高さ60〜120cmの多年草。
稈は基部から直立し、稈の基部を取り巻くように多数の無花茎がついて、密に叢生する。
稈の中部につく葉は平坦で、長さ10〜25cm、幅2〜4mm、7〜11脈がある。
葉舌はごく低く目立たない。 円錐花序はオオウシノケグサとはなはだよく似ており、長さ10〜25cm。 小穂は長さ7〜14mmで、3〜9個の小花がある。 苞穎はやや不同長で、ともに鋭尖頭。
外花穎は長さ5〜8mm、上端部はざらつき、先端に長さ2〜5mmの直立する芒がある。
昨年、広島大学名誉教授 理学博士 関 太郎先生にハガワリトボシガラを教えていただいき、そのあと同行の“秋吉台のやまんば”さんと二人で確認し、撮影しました。
1年経って今日、見つけようと探しました。
ここに今生えているイネ科は、カモジグサ・アオカモジグサ・オニウシノケグサ・イチゴツナギ・ミノボロ・ナギナタガヤ・ヤマヌカボなど。
1かたまり、花茎が1本だけ立った、このイネ科がそうなのか?
この植物は、私が知っているイネ科のどれにも当たらないし、ハガワリトボシガラを図鑑やネットで調べても画像がないので、自信はありませんが、ハガワリトボシガラとしました。
昨年書いたのは別物のように思い、日記を消しました。
【上の画像を拡大しました】
09.6.2 撮影
「先端に長さ2〜5mmの直立する芒がある」
この芒の長さは、1cm近くあります。
【稈は基部から直立し】
09.6.2 撮影
「稈の基部を取り巻くように多数の無花茎がついて、密に叢生する」
画像の中央、上まで伸びている茎に花序がついています。
【稈の中部につく葉は平坦で、長さ10〜25cm、幅2〜4mm】
09.6.2 撮影
「葉舌はごく低く目立たない」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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