12月14日 GPSを作動させて歩いてみました

午後1時前、秋吉台は今にも雨が落ちてきそうな曇り空。こんな日は写真にならないし、
2009年2月に友人夫妻と行った林道終点まで、GPSを持って歩いてみることにしました。
林道入口の駐車スペースに車を止めてスタート(ポイント=70)


歩き始めて間もなく日差しが。山口県北部地方の予報「昼前〜昼過ぎ、曇り」を脱出した模様。

【この葉、秋吉台でまだ見つけていないヒメユズリハかな?(ポイント=71)】
   11.12.14 撮影   
                      【葉裏に葉脈が見えるし】
                           11.12.14 撮影
                 【小枝の髄が観察会で習ったのと似ている】
                           11.12.14 撮影
               そうだったら嬉しい。花のころ、確かめに来てみよう。

                  【ヤブコウジの赤い実がかわいかった】
                           11.12.14 撮影
                 【ヤブムラサキの実もまだたくさん残っていました】
                           11.12.14 撮影
              【フユイチゴ − 寒い季節には食べてみようとは思いません】
                           11.12.14 撮影
     ずーっと緩やかな上り坂で、カーブを曲がっても曲がっても同じような植生で、少々疲労。

             【終点にやっと着きました。懐かしいこの風景(ポイント=72)】
                           11.12.14 撮影
                (この右奥を登って行くと龍護峰の山頂のはずです)

  帰り道が分からなくなったという想定で、GPSを手に持ち、トラックを表示させて引き返しました。

              【若い枝が赤い。この木は何の幼木?(ポイント=73)】
                           11.12.14 撮影
               【帰宅して調べた結果、葉と冬芽からクスノキではないかと】
                          11.12.14 撮影
                           

 と、ここまでは、久しぶりにしては使いこなしていると思ったのですが、家に帰って、GPSを手にパソコンに向かたところが、そこから先がさっぱり分かりません。

 「ねえ、どうするんだったっけ?」 『GPSをUSBでパソコンに繋ぐの』。
 「え、コードはどれ? どこに刺すの?」 『それ、繋がってないよ。方向が反対』。
 あれこれいらっていたら、「そうだった、そうだった」と、どうにか操作の手順を思い出しましたが、そこまで到達するのに何時間かかったことでしょうか。
 最近、少々の物忘れではいちいち落ち込まない私ですが、このたびはショックでした。

 でも考えてみたら、秋吉台日記を書いたり、一部を別のサーバーに置き換えたりする作業では、できないことは何もないのです。これは、10年以上も続けてきたからこそだと思います。
 だからGPSも、何の違和感もなく使いこなせる日がきっと来る、と。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。