2017年 4月29日  ゴヨウアケビ変種



【@ゴヨウアケビと思い撮影中に、ゴヨウアケビではないと気づきました − 林道わきで】
17.4.28 撮影

      ゴヨウアケビ A.×pentaphylla Makino var.pentaphylla〈五葉木通〉
                       (アケビ科 アケビ属) 花期は4〜5月。
     アケビとミツバアケビの自然雑種で、両親が生えているところでまれに見られる。
     雌雄同株。
     葉は掌状複葉で、小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある。
     花は暗紫色でミツバアケビによく似ているが、やや淡い。
     果実はできない。


【@を拡大しました − 「小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある」ではなく】
17.4.28 撮影
                                 
【@を拡大しました − この個体は、「小葉がアケビに似ていて全縁」です】
17.4.28 撮影

【A別の枝を】
17.4.28 撮影

【Aを拡大しました − 雌花の萼片3枚が開出しています】
17.4.28 撮影

* * * * * 参考までに − ゴヨウアケビ* * * * *

【B小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある
37.4.21 撮影

【Bを拡大しました − 雌花の萼片3枚のふちが丸まり、開出していません】
13.4.21 撮影

  クワゾメアケビ var.integrifolia Y.Kimura は、
   小葉がアケビに似ていて全縁、
   花はミツバアケビに似るが色が薄くやや大きい。
   また、雌花の花柄はゴヨウアケビより短く、開出する。
   長野県(軽井沢)に産する。
   (改訂新版 日本の野生植物 2)

  
  クワゾメアケビに近いのですが、どうでしょうか。
  いずれにしても、この個体は、ゴヨウアケビではないので、ゴヨウアケビ変種(仮称)とし、
  花番号「1480」をつけました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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