ゴヨウアケビ A.×pentaphylla Makino var.pentaphylla〈五葉木通〉
(アケビ科 アケビ属) 花期は4〜5月。 アケビとミツバアケビの自然雑種で、両親が生えているところでまれに見られる。 雌雄同株。
葉は掌状複葉で、小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある。 花は暗紫色でミツバアケビによく似ているが、やや淡い。 果実はできない。
【@を拡大しました − 「小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある」ではなく】
17.4.28 撮影
【@を拡大しました − この個体は、「小葉がアケビに似ていて全縁」です】
17.4.28 撮影
【A別の枝を】
17.4.28 撮影
【Aを拡大しました − 雌花の萼片3枚が開出しています】
17.4.28 撮影
* * * * * 参考までに − ゴヨウアケビ* * * * *
【B小葉は5個、卵形でふちに波状の粗い鋸歯がある】
37.4.21 撮影
【Bを拡大しました − 雌花の萼片3枚のふちが丸まり、開出していません】
13.4.21 撮影
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クワゾメアケビ var.integrifolia Y.Kimura は、
小葉がアケビに似ていて全縁、
花はミツバアケビに似るが色が薄くやや大きい。
また、雌花の花柄はゴヨウアケビより短く、開出する。
長野県(軽井沢)に産する。
(改訂新版 日本の野生植物 2)
クワゾメアケビに近いのですが、どうでしょうか。
いずれにしても、この個体は、ゴヨウアケビではないので、ゴヨウアケビ変種(仮称)とし、
花番号「1480」をつけました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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