2017年 12月9日  ゴンズイ



【@林縁で見上げたら、ゴンズイが目に入りました】
17.11.30 撮影

      ゴンズイ Euscaphis.japonica〈権萃/別名ゴゼノキ〉
                  (ミツバウツギ科 ゴンズイ属) 花期は5〜6月。
    暖帯の二次林または林縁に生える落葉小高木。
    高さ3-6m、ときに10mになる。
    ふつう頂芽はできず、1対の仮頂芽から有花枝または無花枝を生ずる。
    有花枝は先に花序、下部に2〜3対の葉をつけ、
    無花枝は2〜3対の葉だけをつける。
    葉は対生、奇数羽状複葉で、長さ10-30cm、幅6-12cm、
    柄は長さ3-10cmで、中軸ともに毛がない。
    小葉は狭卵形、かたくて表面に光沢があり、長さ5-9cm、幅2-5cm、
    鋭尖頭、基部は円形ないし広いくさび形、裏面の中脈および側脈に短毛がある。
    花期は5〜6月。
    花序は長さ15-20cm、無毛、よく分枝して多数の花をつける。
    花は黄白色、径3-4mm、花柄は長さ1-2mm。
    萼裂片および花弁は楕円形、5個、長さ約2mm、ともに平開しない
    雄しべと花弁とほぼ同長、花糸は無毛、雌しべは雄しべと同長で、
    3個の柱頭と花柱は互いに接着している。
    袋果は1花から1〜3個を生じ、長さ1-1.3cm、
    肉質で赤色に熟し、鎌状に曲がって反転し、太い条がある。
    種子は1〜3個、径約5mm、黒色で強い光沢がある。
     − 改訂新版「日本の野生植物 3」 −


【A真っ赤な果実が裂開し、黒い種子が出ていました】
17.11.30 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 袋果は1花から1〜3個を生じ、長さ1-1.3cm
17.11.30 撮影

【B肉質で赤色に熟し、鎌状に曲がって反転し、太い条がある
17.11.30 撮影

【Bを拡大しました − 種子は1〜3個、径約5mm、黒色で強い光沢がある
17.11.30 撮影

* * * * * こんな時もありました* * * * *

【C花期は5〜6月。花序は長さ15-20cm
16.5.22 撮影

【Cを拡大しました −葉は対生、奇数羽状複葉で、小葉は狭卵形、かたくて表面に光沢があり
16.5. 22撮影

【Dよく分枝して多数の花をつける
13.5.21 撮影

【Dを拡大しました −花は黄白色、径3-4mm。 雄しべと花弁とほぼ同長、雌しべは雄しべと同長
13.5.21 撮影

* * * * * * *

 気温が低く曇りや雨の天気で、秋吉台に行かない日が今日で3日目。
 数年前までなら、このくらいの悪天候は気にならなかったのですが…。
 ただ1つ残っていた日記に使える画像、ゴンズイの果実を使い、天候の好転を待つのみとなりました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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