ゴボウ Arctium lappa〈牛蒡〉(キク科 ゴボウ属) 花期は6〜7月。 ヨーロッパ〜中央アジア原産と考えられている越年草。 根や葉柄を食用に、また薬用に利用する。 野菜としては春に種子をまき、秋から冬に根を収穫する。 根生葉は大きく、長い柄があり、裏面は灰白色の棉毛に覆われている。
2年目の夏には茎が1.5mにも伸び、上部で枝分かれして、丸い頭花がつく。
総苞片はかたく、反り返り、被服などにひっかかる。 花は筒花ばかりで紫色または白色。 − 山渓ポケット図鑑「夏の花」
ヨーロッパからヒマラヤ、中国の温帯に分布し、日本でさかんに栽培される越年草。
肥えた土地によく雑草化し、高さ1.5m位。
多肉の主根がまっすぐに地下にのび、品種によって40-150cmになる。
根生葉は束生。
花期は夏、紫色まれに白色の頭花は径4cm位。
和名は漢名牛蒡の音読み。果実の漢名を悪実という。
主根をはじめ、若芽や葉柄も食用にするのは日本だけといわれる。
− 「原色牧野植物大圖鑑」 −
【@を拡大しました − 2年目の夏には茎が1.5mにも伸び、上部で枝分かれして、丸い頭花がつく】
19.6.29 撮影
【A頭花を − 総苞片はかたく、反り返り、被服などにひっかかる】
19.6.29 撮影
【Aを拡大しました −左側 − 雄花に見えます】
19.6.29 撮影
【Aを拡大しました − 右側 − 咲き終わりかけの雌花ですね】
19.6.29 撮影
【Bゴボウの雄頭花・雌頭花の様子を知ろうと、思い立ちました】
19.7.5 撮影
【C−Bの右の頭花 − 花盛りの雌花ですね】
19.7.5 撮影
【D−Bの真ん中の頭花−咲き終わった雌花ですね】
19.7.5 撮影
【E−Bの左の頭花−咲き始めの雄花でしょうか?】
19.7. 5 撮影
【Fこの枝は、中央と下が雌花で…】
19.7. 5 撮影
【Fを拡大しました − 一番上は咲き始めの雄花?】
19.7.5 撮影
【Gこの枝は】
19.7.5 撮影
【Gを拡大しました − 右が咲き進んだ雌花で…】
19.7.5 撮影
【H−Gの左側の頭花は、花盛りの雌花で…】
19.7.5 撮影
【I−Hのピントを頭花の中央に合わせました − 咲き始めの雌花ですね】
19.7.5 撮影
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以上から、
ゴボウは雌雄同株。
雌頭花と雄頭花が混在していて、両性頭花はない。
と、判断しましたが、 間違いないでしょうか?
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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