ゲンノショウコ Geranium thunbergii〈現の証拠/別名ミコシグサ〉
(フウロソウ科 フウロソウ属) 花期は5〜11月。
下痢止めの民間薬として有名で、飲むとすぐに薬効があるということによる。
山野に普通に見られる高さ30-60cmの多年草。
茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛が混じる。
葉は掌状に3〜5深裂し、若葉には紫黒色の斑点がある。
花は長い柄の先に2個つき、紅紫色または淡紅色、白色で直径1-1.5cm。
刮ハは長さ約1.5cmで短毛と腺毛が多い。
熟すと5裂し、裂片が巻き上がって種子を散布する。
【@を拡大しました】
15.11.23 撮影
【A花は長い柄の先に2個つき、紅紫色または淡紅色、白色で直径1-1.5cm。】
15.11.23 撮影
【B】
15.11.23 撮影
【C刮ハは熟すと5裂し、裂片が巻き上がって種子を散布する】
15.11.23 撮影
【D別名ミコシグサ】
15.11.23 撮影
【E刮ハは長さ約1.5cmで短毛と腺毛が多い】
15.11.23 撮影
* * * * * 今日、キク属の研究者の方をご案内しました* * * * *
【F「急に時間ができたので、シマカンギクの生育地を教えて頂くと助かります」と、メールが】
15.11.29 撮影
【G私が見てきたシマカンギクと、イエギクとしてきたキクの場所へ案内しました】
15.11.29 撮影
【Hルーペで見ても、シマカンギクかどうかの区別は出来ないとのことでした】
15.11.29 撮影
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植山のは、シマカンギクで良いとのことでした。
台上の1ヶ所で岩の間に咲いているのは、「シマカンギクで良いでしょう」。
その近くでの斜面で咲いている黄色いのは「栽培品の逃げ出し」で、
展望台近くの、小さくて花弁が長い黄色い頭花は「栽培品の逃げ出し」でした。
キクは難しいので、「別の場所で見つかったら、何ものか見てください」と、お願いしました。
この方とは、「アワコガネギクは萩の見島でしか知らないので…」がご縁で、
キク属の知識を吸収させていただいています。
秋吉台で今年見つけたアワコガネギクは、間違いなくアワコガネギクとのことでした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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