ガンクビソウ Carpesium divaricatum〈雁首草〉(キク科 ガンクビソウ属)
花期は7〜10月。 下向きにつく頭花がキセルの雁首に似ていることによる。
山地の木陰などに生える高さ30-150cmの多年草。
茎は軟毛が密生し、上部でよく分枝する。
枝はやや横向きに出る。 根生葉は花のころにはない。
下部の葉は長さ7-20cmの卵形または卵状長楕円形で、
ふちには不揃いの浅い鋸歯がある。
中部の葉は長楕円形で先はとがる。
頭花は直径6-8mmと小さく、基部に披針形の苞葉が2〜4個輪生する。
総苞は卵球形。総苞片は4列に並び、外片は短い。
【@を拡大しました −茎は上部でよく分枝する 】
15.10.8 撮影
【A中部の葉は長楕円形で先はとがり、ふちには不揃いの浅い鋸歯がある】
15.10.8 撮影
【B頭花は直径6-8mmと小さく、基部に披針形の苞葉が2〜4個輪生する】
15.10.8 撮影
【C総苞は卵球形。総苞片は4列に並び、外片は短い】
15.10.8 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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