ガンクビソウ〈雁首草〉(キク科 ヤブタバコ属) 花期は7〜10月。
下向きにつく頭花がキセルの雁首に似ていることによる。
山地の木陰などに生える高さ0.3〜1.5mの多年草。
茎は軟毛が密生し、上部でよく分枝する。枝はやや横向きに出る。
根生葉は花のころにはない。
下部の葉は長さ7〜20cmの卵形または卵状長楕円形で、ふちには
不揃いの浅い鋸歯がある。中部の葉は長楕円形で先はとがる。
頭花は直径6〜8mmと小さく、基部に披針形の苞葉が2〜4個輪生する。
総苞は卵球形。総苞片は4列に並び、外片は短い。
【上の画像を拡大しました】
09.8.30 撮影
「中部の葉は長楕円形で先はとがる」
【頭花は直径6〜8mmと小さく】
09.8.22 撮影
「総苞は卵球形で先が細まり、なるほどキセルの雁首によく似ている」
【基部に披針形の苞葉が2〜4個輪生する】
09.8.22 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|