2015年 6月23日  ガマ



【①高さ2mのガマが群生していました - Sさんに教えてもらって初めて知った沼で】
15.6.22 撮影

            ガマ Typha latifolia〈蒲〉(ガマ科 ガマ属) 花期は 6~8月。
          池や沼、川のふちなどに群生する高さ1.5-2mの大型の多年草。
          地下茎は横に長く伸びる。
          葉は幅1-2cmの線形で、厚くて無毛。基部は鞘状になって茎を抱く。
          茎の先に円柱形の花穂をつける。
          下部は雌花穂で長さ10-20cmあり、そのすぐ上に雄花穂が接してつく。
          雄花穂は雌花穂より細く、長さ7-12cm。
          花粉は黃色で、4個ずつくっついている。
          雌花穂ははじめ直径約6mmだが、
          果期には子房の柄と花柱が長く伸び、直径1.5-2cmになる。

【①を拡大しました】
15.6.22 撮影
                                 
【②下部は雌花穂で、そのすぐ上に雄花穂が接してつく
15.6.22 撮影

【②を拡大しました - 雄花穂は雌花穂より細く、長さ7-12cm
15.6.22 撮影

【②を拡大しました - 花粉は黃色で、4個ずつくっついている
15.6.22 撮影

【③巻き尺で測ってみました - 雄花穂12cm、雌花穂19cm】
15.6.23 撮影

【④葉は幅2.5cm】
15.6.23 撮影

花粉を実体顕微鏡で見てみたところ、いくつかがくっついて、かたまりになっているのは
分かりましたが、4個を確認することはできませんでした。
ですが、全体の高さ・花穂の長さ・葉の幅からコガマではなくガマと同定しました。
ガマについた花番号は、『1394』。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP