7月31日  ガガイモ&アブラギリ − その2



【@ガガイモ − 川土手で、これまで開花確認してきた駐車場わきより1〜2日早く開花した様子】
13.7.31 撮影

        ガガイモ(ガガイモ科 ガガイモ属) 花期は8〜9月。
      日当たりのよいやや乾いた原野に生えるつる性の多年草。
      葉は対生し、長さ5〜10cmの長卵状心形で先はとがり、裏面は白緑色を帯びる。
      葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける。
      花冠は5裂して直径約1cm、内側は淡紫色で密に毛がある。
      袋果は長さ約10cm、幅約2cmの広披針形で、正面にはイボ状の突起がある。
     
                         
【A ここではクズ・ヤブガラシ・ススキなどと絡み合っています】
13.7.31 撮影

【B近寄れたのは、この小さな花序だけ − バックの黄色はクズの葉】
13.7.31 撮影

【Bを拡大しました −  花冠は5裂して直径約1cm
13.7.31 撮影

【Bを拡大しました − 、内側は淡紫色で密に毛がある
13.7.31 撮影

いつもより遅く来たため、撮影は10時半。風はあっても暑く感じました。



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【C今年6月に見つけたアブラギリの今を】
13.7.30 撮影

         アブラギリ〈油桐/別名ドクエ〉(トウダイグサ科 アブラギリ属) 花期は5〜6月。
       山地に生え、また栽培される高さ15mになる落葉高木。雌雄同株。
       葉は互生。葉身は長さ12-20cmの卵形〜広卵形。
       先はとがり、基部はハート形。浅く3裂するものが多く、縁には鈍い鋸歯がある。
       裏面の脈腋に褐色の毛がある以外は両面とも無毛。
       葉身の表面基部に柄のある腺が2個ある。
       葉柄は淡紅色を帯び、長さ6-23cm。
       枝先に円錐花序を出し、直径2cmほどの白い花をつける。
       雄花と雌花は別々の花序をつくる。
       花弁は5個。花弁の基部ははじめ淡黄色だが、のち紅色を帯びる。
       雄花は雄しべが5-10個ある。
       雌花の花柱は3個で、2中裂する。
       果実は堅果。直径2-2.5cmの偏球形で10-11月に熟すが、熟しても裂開しない。
                    


                         【A果実は大きく生長】
13.7.30 撮影

B葉身の表面基部に柄のある腺が2個ある − これを撮るのが今回の目的でした】
13.7.30 撮影

【Bを拡大しました】
13.7.30 撮影

【Cもう一枚】
13.7.30 撮影
【Cを拡大しました】
13.7.30 撮影

【D 2個の腺が落ちてしまっているのも】
13.7.30 撮影

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 きょうは7月31日。
 私にはとっくに8月に入っている感じで、今年の7月は暑くて長かった。
 耐え抜いた7月。
 8月は、きっと、良いことが。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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